【読みもの】ガラスと感じる12ヶ月いつもより少しだけ贅沢な時間

ガラスと感じる12ヶ月 ガラスと感じる12ヶ月
4月 April

新しい友人や同僚と、親睦を深めたい春。
ベランダパーティーなら、穏やかな陽差しに話が弾みそう。

桜の咲く時期はふんわりとした曇り空が多く、この時期の曇り空は「花曇り」と呼ばれているのをご存知ですか。 そしてさらにそこから雨が降ると、その雨は「桜雨」と名前を変えます。日本人が感じる桜の姿というのは、本当にさまざまです。 一人の時であれば、ビニール傘の内側から眺める幻想的な桜吹雪も素敵ですが、誰かと過ごすのなら、天気を気にせずお花見を楽しみたいものです。 それに桜の花びらと一緒に、たくさんの出会いが訪れる4月。新しい友人や同僚と、はじめて一緒に食事をするのがお花見だという方も多いのではないでしようか。 桜が咲いて散ってしまうまで、その半月にも満たないわずかな時間に、一生に一度の縁と出会えるかもしれない…。 そう思うと、なんだかいつものお花見よりも、すこし特別に彩りたくなりますね。そんなときにおすすめしたいのが、ベランダで開くお花見パーティーです。

桜色×水色で、春の景色をテーブルに。

桜色×水色で、春の景色をテーブルに。

窓外の桜を背景に、なければ桜の枝をテーブルに。さわやかな風が、抜けるベランダや窓辺なら、お花見気分だって充分です。 ベランダパーティーのいいところは、器や料理にもこだわれるところ。どんな時間を過ごしたいかによって、自由にコーディネートできる楽しさがあります。 純粋に桜色ばかりで揃えても素敵ですが、淡く明るい水色を組み合わせて桜空をイメージしたり、水面に流れる桜をイメージしたり、テーマとなる景色を決めてみても面白いですね。 淡い黄緑色を足すと、最も馴染み深いソメイヨシノの色合いに、赤を足すと山桜のような色合いとなって、選ぶ器の組み合わせによって桜の品種をイメージさせることもできます。 集まった人がその「景色」に気づかなかったとしても、テーブルに溢れる春の気配は、ちゃんと心に伝わるもの。桜とテーブル、高揚感溢れるお花見をぜひ楽しんでみてください。

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