【読みもの】ガラスと感じる12ヶ月いつもより少しだけ贅沢な時間

ガラスと感じる12ヶ月 ガラスと感じる12ヶ月
3月 March

卒業や定年の節目に思い出を持ち寄るテーブルは、
春の陽差しに似合う、あたたかなハンドメイドガラスで。

卒業式や送別会がひらかれる3月は、お別れの季節・・・というイメージがありますが、それは反対に「いまあるご縁を大切にできる月」であるともいえます。お別れが近づくと“このひととは、こんなことがあったなぁ”とか“あのとき、どんな話をしたっけ・・・”とか、今までのことをいろいろと思い出したりして、残りの時間をもっと大切にしようと思えるからです。たとえば、生まれ育った地元を離れて、遠くへと就職するとき。あるいは定年を迎えて、ずっと務めてきた会社を退職される方もいるでしょう。「あと1ヵ月」。何年分、何十年分もの思いがぎゅっと凝縮されたような、大切な、最後の1ヶ月。人生の節目を迎えるそのときを、心尽くしでお祝いするのなら、どんなテーブルが相応しいでしょうか。

思い出話に花を咲かせる場、それなら陽差しのあたたかい時間帯に集まるのもいいですね。春らしい柔らかな景色のなかで、楽しい話題が次々と浮かびそうです。また『津軽びいどろ』のハンドメイドガラスは、手仕事ならではの“ゆらぎ”と春の陽差しとの相性が良く、やさしさと透明感にあふれたテーブルを演出します。たくさん話して、たくさん笑って。3月の思い出が一生鮮やかに残るように、『津軽びいどろ』のテーブルウェアがその時間を彩ります。

ずっと続く幸せを願う『七里長浜』の酒器と、
伝統工芸士が手掛ける『ふくろう』の贈りもの。

節目の席に欠かせない酒器は、鶯色にも似た日本の伝統工芸硝子『七里長浜』のグリーンで。青森県七里長浜の砂を加えて生まれた『津軽びいどろ』独自のこの色は、落ち着きと華やかさのバランスが程よく、年齢を問わず贈りものとしても人気があります。また、七里長浜は透明度の高い海に寄り添い、広い空のなか、美しく延びていく七里(約28km)もの砂浜です。祝う相手の未来が“どこまでも美しく続く”ことを願うときに、ぴったりのシリーズではないでしょうか。 料理を盛りつけるお皿は、すこし高さのある器にすると特別感がプラスされます。『七里長浜』や料理の彩りを活かせるように、カラーはホワイトでシンプルに、流れるような繊細な模様を選ぶと上品です。

また、とくに定年退職の贈りものにおすすめしたいのが、縁起物でもある『ふくろう』のオーナメント。幸運や長寿の象徴でもあるふくろうで、「これからも元気で、幸せな時間が続きますように」の願いを込めて贈っていただければと思います。伝統工芸士の手仕事で一つひとつ、大切につくられたふくろうは、きっと未来に幸せを運んでくれるはずです。親子や夫婦を思わせる大小セットなら、ずっと一緒にいようね、という意味も伝えられそうです。

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