【四季のびいどろ】青森の風景と津軽びいどろびいどろにうつした四季の色
青森 雪景色津軽に訪れる一面の銀世界
踏みつける雪の音だけが響く、まるで時間が止まってしまったかのような一面の銀世界。そっと腰を下ろし、思わず見入ってしまう。枝先に積もった雪と木肌のコントラストが、どこまでも続く冬の景色。青い空から差し込む太陽の日差し光は、大きな白いキャンパスの上に木の影を描く。そこには思わずマイナスの寒さを忘れてしまうような美しさが眠っています。この静けさの理由は、森の木々が雪の重みや寒さにじっと耐えながら、春の訪れを待っているからかもしれません。雪は静かに降り、そこにいるものに寒さを平等に与え、自然の厳しさをそっと伝えてきます。長い冬の間、自然の厳しさに耐えているのは、この地の人だけではなく、未踏の雪に残っている動物の足跡は、この世界が今も動いていることも教えてくれます。
あなたに降る雪は、どの雪でしょうか
津軽には7つの雪が降ると言われています。こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こおり雪という。これらの雪は、降る時期や雪質によって分類されています。あなたに降る雪は、どの雪でしょうか。 北国の長い冬の夜に、柔らかな光を放つ「津軽びいどろ」×「オイルランプ」のコラボレーションのアイテム。球体のガラスの中で、まるで、わた雪が舞っているかのような「オイルランプ・舞雪」。表面に施したつぶつぶのガラスが氷の結晶のようにみえる「オイルランプ・氷結」。ランプの炎の煌めきと仄かな揺らぎは、津軽びいどろの清冽な透明感をより一層引き立てます。
日中降った新雪が融け、気温が下がる夜間に再び凍ることを繰り返し氷のざらめ状を表現した「八甲田ザラメ雪」シリーズもまた、冬の津軽を感じさせてくれるアイテムの一つです。一緒に使う「オイルランプ」の柔らかな灯りとクロスして、雪の降る夜に優しいひと時を届けてくれます。
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【青森市】
青森の県庁所在地。『津軽びいどろ』をつくる北洋硝子も青森市にあります。かつては青函連絡船で本州と北海道とを結んでいた港町で、当時の面影を残しながらも整備されたベイエリアには、青森の魅力を凝縮した施設やショップが点在。観光の要所として青森の魅力を発信しています。